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2010年06月 アーカイブ

サラサラ綸子

綸子は地紋が入った絹織物。

これも生糸を使ったもので、白生地で織ってあとから染めるタイプ・小紋や訪問着など、染めのきもののほぼすべてをカバーできる。


縮緬とちがって、よりサラリとした風合いが特徴ね。

地模様と全然関係なく染め模様がはいるのもおもしろい。

が、意外に地模様も目立つので侮れないのだ。

友禅、小紋などのきもののほかに、長濡祥、伊達衿にも綸子は使われる。

これまた利用範囲の広い絹織物なのでした。

残った羅。

紹や紗にくらべてますます網目模様が複雑華麗になってきます。
もう経緯の糸がまっすぐじゃないんだもん。
あっちこっち行っちゃって、斜めになったり曲がったり飛び越えたりしている。

幅の広い豪華なレースにイメージが似てるかな。
織るのにもかなりの時間がかかるときく。

もともとが格調の高い、高貴な人が身に着ける布地であったのね。
羅は今ではきもの地ではなく、夏の帯地におもに使われますね。

たまたまわたくしも一本羅の夏帯を持っていますが、芯がはいらずに帯全体が目の粗いただの網みたいなものなので、まことに涼しい。
しかも軽い。
見た目もさわやかだし、かなり結構な素材です、羅。

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