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2010年09月 アーカイブ

ビタミン剤が危ない 2

食生活の変化が大きな原因で「潜在性ビタミン欠乏症」が増えています。


外食や加工食品を使うことが多くなり、微量栄養素のビタミンが破壊されます。


ストレスや煙草・飲酒などの生活習慣から、体内のビタミン貯蔵量が消耗します。


ある調査によると、血中濃度を測った結果、ビタミンB1、Cの不足者が多かったそうです。


といっても、"潜在的に不足しているのだから、所要量より多くのビタミンを摂らなくては"と、手軽に利用できるビタミン剤を飲むのは、避けたいものです。


健康ブームにのって、さまざまな栄養補助食品が氾濫していますが、これらの摂りすぎは過剰症を招く危険があります。


ビタミンの摂りすぎは、日常の食事から起こることはほとんどなく、サプリメントの使用によって起こるのです。

ビタミン剤が危ない 3

ビタミンに関するサプリメントの問題点について。


ビタミン剤には、薬理作用をもつ「医薬品」と「栄養補助食品」があります。


医薬品の場合は「成分・効能・用法・容量」の表示があり、使用上の注意などが書かれた添付書があります。


栄養補助食品には「食品」という品名と、「原材料名・内容量」などの表示があります。


両者とも錠剤、カプセル、液体など形はさまざまで、含有量も大きな差はありません。


医薬品として認可されているかどうかの違いだと言われています。


「医薬品」かどうかより知っておきたいのは、ビタミン剤には「天然型」「合成型」の2種があるということです。


言葉のイメージから"天然のほうが体にいい"と思われがちですが、そうとも言い切れません。


たとえば効果の点からいえば、ビタミンEでは「天然型」「合成」の順になりますが、Cでは違いがありません。


また吸収に限ってみると、β-カロチンでは「合成」のほうが「天然」より上。


「天然」のビタミン剤は、ある種のビタミンを高濃度に含む動植物を材料にして作られ、ほかの栄養素も摂ることができますが、コストが高く、必ずしも安全とは限りません。


一方、「合成」は特定の栄養素を中心に作られているため、過剰症の危険性が「天然」よりも多いのです。


ビタミン剤に限らず、「天然」「自然」のものなら何でも体にいいと考えるのは間違いです。

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